ネットで[通信制高校]と検索すると、
[通信制高校 やめとけ]や
[通信制高校 人生終わり]
なんて言うキーワードが出てきました。
[通信制高校 やめとけ 知恵袋」
[通信制高校 転入 後悔]
なんていうのも検索数もそれなりにあって、通信制高校に対する世の中のイメージなのか偏見なのか。。
[通信制高校 親の気持ち]
なんかも出てきたり
記事を読んでも
[通信制高校 普通の子は通わない。]
なんて書かれていたりして
通信制高校に行ってよかったと感じている自分としては、少し悲しい気持ちになりました。
先に言いますが上記した「通信制高校に通わせた親御さんの気持ち」なんて、その記事を書いた人だけです。それもその人が本当に親なのかも真相はわかりません。
確かに最初は不安に思わせてしまうかも知れませんが、それをどうするかはいざ通う自分自身ではないでしょうか。
ということで、これからの進路に悩んでいて通信制高校も視野に入れている方に読んでいただければと思います。
さて、こんにちはヒノマサヒです。
私は中学校卒業してから1年間大工を目指して大工の見習いとして働いていました。
しかし、
大工の親方や周りからの大人の勧めで
「高校くらい行っといた方がいいんじゃないか」
と
言われ、[クラーク記念国際高等学校]と言う通信制高校に入学し、晴れて卒業しました。
その後は専門学校へ進学し大学に3年次編入し卒業しています。
通信制高校「やめとけ」や「人生終わり」に騙されるな。
Googleの検索窓に「通信制高校」と入れると、「通信制高校 やめとけ」や「通信制高校 人生終わり」なんて言葉が出てきて
ビックリしました。
私見ですが、
通信制高校はやめとかなくていいです。
例えば高校中退したい人や中卒の方、ぜひ通って高卒資格を取ったらいいと思います。
他の記事でも書いていますが、中卒より高卒、高卒より専門学校・短大卒、大学卒の方が圧倒的に就職などの門出が広いからです。
就職に不利でもないです。
そして通信制高校に行っても、人生は終わりません。
通信制高校に通って卒業すれば、ただ高卒資格が取れるだけです。そうすれば高卒者として扱われて専門学校でも短大でも大学でも受験する資格をもらえます。
[通信制高校 人生終わり]よりむしろ[通信制高校 人生の始まり]だと思いませんか。
こんなことを言う背景とは。
おそらく、善意で言う人、悪意で言う人は共に[普通]じゃないから、「やめとけ」や「人生終わり」といった、ネガティブなことを
言うのかなと思います。 普通とはなんでしょうか[普通科の高校]に行くことが普通なんでしょうか。
普通とは一体なんだろう。
普通とは。と哲学的になってしまうような問いですが、普通科の高校に行って、普通な大学に行って、普通に就職して、普通に結婚して、普通に子供ができて、普通に家買って、普通に子育て終わって、普通に~~ なんて感じでしょうか。
普通の人っていますか?
最近のデータだと、正規雇用者の割合は約63%です。男性の50歳までの未婚率は約23%です。
いざ結婚した夫婦で子供のいる世帯は約60%です。
この3つのデータを見るだけでも上記した普通が普通でないと思います。
そして、この記事を読んでいる貴方は普通ですか?
セブンの赤飯おにぎりが主食でかれこれ5年経ってる人
回転寿司でサーモン系しか食べない人
社会人になってからヨギボーでしか寝てない人
それぞれ良い悪いは別として「普通じゃない」ですよね。(あくまで私見ですが)
自分は普通だと思っていることでも、
案外他の人から見ると普通じゃないなんてことはよくあると思います。
誰一人普通な人なんていないんじゃないでしょうか。 ちょっと哲学的な感じになって話がずれてしまいましたね。すみません。
通信制高校に行って「人生の始まり」とは
中卒の人や、高校辞めたいと思っていて実際辞めた人は通信制高校に入学することで[新たな人生の始まり]ですよね。
そして、通信制高校と言う全日制の高校と違い、時間の拘束があまりありません。
全日制の高校であれば、朝8時半ごろから15時ごろまで時間を拘束されますが、通信制高校ですと、月1回から2回のスクーリングでの
時間の拘束か集中スクーリングなどでの数日間の拘束ですみます。 要するに自分の自由な時間が増えると言うことです。
自分の自由な時間をどう使うか
上記した[自分の自由な時間]をどう使うかで、通信制高校や貴方の人生に色を添えていくかと言うことです。
いきなり「自由な時間」と言われて、その時間をどう使うでしょうか。 生かすも殺すも自分次第です。
これが通信制高校 現実です。
普通ではない体験ができる。
ひたすら寝る。仕事する。高校とは関係ない勉強をする。旅をする。
など、やりたいことをどうにでもやれる時間です。すべてが上手く行くわけではないでしょうが、そのトライアンドエラーが貴方に普通の高校生ではできない体験をさせてくれると思います。
普通じゃない自分の人生の始まり
私は通信制高校に通いながら、大工の見習いをしていましたが、ある時、建築現場でお世話になった大工さんから
「10万円で箱根のとある企業の保養所の草刈り」をやってきて欲しいと言う、仕事を依頼されました。
[時給]や[日給]ではなく[1案件]でいくら、と言う仕事です。
今までは朝9時から夕方5時までいて8000円などでしたが、[この仕事で10万円]と言う仕事の仕方もあるんだなと衝撃を受けました。
値段もそうですが、(結局友人四人を連れて行って2日がかりで行ったので、雑費を引いて一人日給1万円と言う形になりましたが・・)
ただこんな仕事の受け方は普通の高校生ではできない経験だったと思います。
普通ではない価値
そんな普通ではあまりない経験をした私も大学生になり就職活動をしている際に自身が通信制高校を卒業したことに対して、どの企業も突っ込んできませんでした。(おそらく通信なのか普通科なのかなんて見てないんだと思います。)
そこで私はあえて、高校は通信制で上記したような色々な体験を話すと、それがフックになったか分かりませんが、
普通科高校では出来ない話のネタにはなりました。 そのアピールのおかげか狙っていた企業に就職することができました。
もちろん高校の話だけではなく、ご縁があったからと言うことだと思います。
しかし、その面接してくださった後の上司からは、「他の応募者は普通の子たちだったけど、お前面白かったから、上に繫いだ」
と言うありがたい裏話を聞かせてくれました。 普通ではないと言うことの価値を感じた瞬間でした。
最後に
通信制高校とは少し話がずれてしまった感じがありますが、
通信制高校=やめとけ や 通信制高校 人生終り では、全くありません。
もちろん、一人で勉強していくことや仕事、やりたいことなどの両立は大変ですが、これも自分をマネージしていく訓練だと思ってください。これが
それが、きっと貴方に取って自分で人生を始めさせる力になると私は思っています。
コロナもあって色んなスクールもリモートで行われています。
今は少数派かもしれませんが段々とリモート学習も浸透してくるのではないでしょうか。
是非資料請求や本などで色んな学校の情報を調べてみてください。
費用も通学スタイルも色んな通信制高校があります。
あなたに合った高校を見つけてみてください。
他の記事でも通信制高校のことを書いています。内容が重複しますが、色々書いています。ご覧ください。
【高校辞めたい・中卒】高校辞めて、通信制高校いったら結構開けるかもよ。
【中卒・高校中退】今俺が中卒(10、20代)なら、これをやる!
【学生!青春を謳歌する前に…】ひとまずアルバイトして稼げ!
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