ネットで[通信制高校]と検索すると、
[通信制高校 やめとけ]や
[通信制高校 人生終わり]
なんて言うキーワードが出てきました。
[通信制高校 やめとけ 知恵袋」
[通信制高校 転入 後悔]
なんていうのも検索数もそれなりにあって、通信制高校に対する世の中のイメージなのか偏見なのか。。
[通信制高校 親の気持ち]
なんかも出てきたり
記事を読んでも
[通信制高校 普通の子は通わない。]
なんて書かれていたりして
通信制高校に行ってよかったと感じている自分としては、少し悲しい気持ちになりました。
先に言いますが上記した「通信制高校に通わせた親御さんの気持ち」なんて、その記事を書いた人だけの個人的な感想です。それもその人が本当に親なのかも真相はわかりません。
確かに最初は不安に思わせてしまうかも知れませんが、それをどうするかはいざ通う自分自身ではないでしょうか。
ということで、これからの進路に悩んでいて通信制高校も視野に入れている方に読んでいただければと思います。
【通信制高校】未来を切り開く選択肢・7つのメリットとデメリット

この記事を書いた人は
さて、こんにちはヒノマサヒです。
この記事を書いた人は
中学校を卒業後、クラーク記念国際高等学校の通信制コースで勉強しながら、
大工の見習いや色々なアルバイトを経験しました。
そして3年間で通信制高校を無事卒業。
のちに外語の専門学校を卒業し、大学に3年次編入をし卒業しています。
私は中学校を卒業してから大工を目指して大工の見習いとして働いていました。
とてもやりがいはあり、建築という目に見えてモノが作り上げられていく仕事も楽しかったです。
毎日通学することが嫌で不登校気味だった中学時代とは打って変わって、とても楽しく過ごしていました。
そして一般的には
「大工を10年やったら親方(独立できる)になれる」
といわれ、
当時15歳だった私は
「25歳で親方(社長)!すごいじゃん!」
と心を躍らせながら大工の見習いとして働いていました。
しかし、
大工の親方や周りからの大人の勧めで
「高校くらい行っといた方がいいんじゃないか」
と
言われ、[クラーク記念国際高等学校]と言う通信制高校に入学し、3年間で卒業しました。
その後は専門学校へ進学し大学に3年次編入し卒業しています。
大学を卒業する頃には視野も広がったり、心変わりもあったりで大工への道へとは戻りませんでした。
大工の道も良かったのですが、それ以上に学校で学び、視野が広がり夢が広がったことで色々な自分の可能性を見出すことができたのです。
中学を卒業してそのまま仕事につくこともいいのですが、
単に「みんな通っているから」という横に習えという形でなく「自分の視野を拡げるため」に仕事を続けながら通信制高校で学ぶということをオススメしたいです。
通信制高校「やめとけ」や「人生終わり」に騙されるな。

Googleの検索窓に「通信制高校」と入れると、「通信制高校 やめとけ」や「通信制高校 人生終わり」なんて言葉が出てきて
ビックリしました。
私見ですが、
通信制高校はやめとかなくていいです。
例えば高校中退したい人や中卒の方、ぜひ通って高卒資格を取ったらいいと思います。
他の記事でも書いていますが、中卒より高卒、高卒より専門学校・短大卒、大学卒の方が圧倒的に就職などの門出が広いということ、そして自分の世界や視野が広がるからです。
就職に不利でもないです。
そして通信制高校に行っても、人生は終わりません。
通信制高校に通って卒業すれば、ただ高卒資格が取れるだけです。そうすれば高卒者として扱われて専門学校でも短大でも大学でも受験する資格をもらえます。
[通信制高校 人生終わり]よりむしろ世界が広がり[通信制高校 人生の始まり]だと思いませんか。
こんなことを言う背景とは。
おそらく、善意で言う人、悪意で言う人は共に[普通]じゃないから、「やめとけ」や「人生終わり」といった、ネガティブなことを
言うのかなと思います。 普通とはなんでしょうか[全日制の高校]に行くことが普通なんでしょうか。
普通とは一体なんだろう。

普通とは。と哲学的になってしまうような問いですが、普通科の高校に行って、普通な大学に行って、普通に就職して、普通に結婚して、普通に子供ができて、普通に家買って、普通に子育て終わって、普通に~~ なんて感じでしょうか。
普通の人っていますか?
最近のデータだと、正規雇用者の割合は約63%です。男性の50歳までの未婚率は約23%です。
いざ結婚した夫婦で子供のいる世帯は約60%です。
この3つのデータを見るだけでも上記した普通が普通でないと思います。
そして、この記事を読んでいる貴方は普通ですか?
・セブンイレブンの赤飯おにぎりが主食でかれこれ5年経ってる人
・回転寿司でサーモン系しか食べない人
・社会人になってからヨギボーでしか寝てない人
それぞれ良い悪いは別として「普通じゃない」ですよね。(あくまで私見ですが)
自分は普通だと思っていることでも、
案外他の人から見ると普通じゃないなんてことはよくあると思います。
誰一人普通な人なんていないんじゃないでしょうか。 ちょっと哲学的な感じになって話がずれてしまいましたね。すみません。
通信制高校に行って「人生の始まり」とは

中卒の人や、高校辞めたいと思っていて実際辞めた人は通信制高校に入学することで[新たな人生の始まり]ですよね。
そして、通信制高校と言う全日制の高校と違い、時間の拘束があまりありません。
全日制の高校であれば、朝8時半ごろから15時ごろまで時間を拘束されます。部活などがあればそれ以上ですが、通信制高校ですと、月1回から2回のスクーリングの時間の拘束か集中スクーリングなどでの数日間の拘束ですみます。
要するに自分の自由な時間が増えると言うことです。
自分の自由な時間をどう使うか
上記した[自分の自由な時間]をどう使うかで、通信制高校や貴方の人生に色を添えていくかと言うことです。
いきなり「自由な時間」と言われて、その時間をどう使うでしょうか。 生かすも殺すも自分次第です。
これが通信制高校 現実です。
普通ではない体験ができる。

ひたすら寝る。仕事する。高校とは関係ない勉強をする。旅をする。
など、やりたいことをどうにでもやれる時間です。すべてが上手く行くわけではないでしょうが、そのトライアンドエラーが貴方に普通の高校生ではできない体験をさせてくれると思います。
普通じゃない自分の人生の始まり

私は通信制高校に通いながら、大工の見習いをしていましたが、ある時、建築現場でお世話になった大工さんから
「10万円で箱根のとある企業の保養所の草刈り」をやってきて欲しいと言う、仕事を依頼されました。
[時給]や[日給]ではなく[1案件]でいくら、と言う仕事です。
今までは朝9時から夕方5時までいて8000円などでしたが、[この仕事で10万円]と言う仕事の仕方もあるんだなと衝撃を受けました。
値段もそうですが、(結局友人四人を連れて行って2日がかりで行ったので、雑費を引いて一人日給1万円と言う形になりましたが・・)
ただこんな仕事の受け方は普通の高校生ではできない経験だったと思います。
普通ではない価値

そんな普通ではあまりない経験をした私も大学生になり就職活動をしている際に自身が通信制高校を卒業したことに対して、どの企業も突っ込んできませんでした。(おそらく通信なのか全日制なのかなんて見てないんだと思います。)
そこで私はあえて、高校は通信制で上記したような色々な体験を話すと、それがフックになったか分かりませんが、
普通の高校生活では出来ない話のネタにはなりました。 そのアピールのおかげか狙っていた企業に就職することができました。
もちろん高校の話だけではなく、ご縁があったからと言うことだと思います。
しかし、その面接してくださった後の上司からは、「他の応募者は普通の子たちだったけど、お前面白かったから、上に繫いだ」
と言うありがたい裏話を聞かせてくれました。 普通ではないと言うことの価値を感じた瞬間でした。
最後に
通信制高校とは少し話がずれてしまった感じがありますが、
通信制高校=やめとけ や 通信制高校 人生終り では、全くありません。
もちろん、一人で勉強していくことや仕事、やりたいことなどの両立は大変ですが、これも自分をマネージしていく訓練だと思ってください。
それが、きっと貴方に取って自分で人生を始めさせる力になると私は思っています。
コロナもあって色んなスクールもリモートで行われています。
今は少数派かもしれませんが段々とリモート学習も浸透してくるのではないでしょうか。

他の記事でも通信制高校のことを書いています。内容が重複しますが、色々書いています。ご覧ください。
【通信制高校】未来を切り開く選択肢・7つのメリットとデメリット
【高校辞めたい・中卒】高校辞めて、通信制高校いったら結構開けるかもよ。

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