ネットで「通信制高校」と検索してみると、ちょっと意外なキーワードが出てくることがあります。
たとえば、「通信制高校 やめとけ」とか「通信制高校 人生終わり」とか。
こんな風に検索されることがあるんです。
「通信制高校 やめとけ 知恵袋」とか「通信制高校 転入 後悔」といった言葉も見つかるかもしれません。
これらは、通信制高校に対する考え方やイメージが、人によって違うんだなと感じますね。
「通信制高校 親の気持ち」とかも検索結果に出てきたりします。
そして、記事を読んでみると、「通信制高校 普通の子は通わない」とか書かれていることもあるようです。
私自身、通信制高校に行って良かったと感じているので、
こうした記事を読むとちょっと寂しい気持ちにもなります。
でも、注意しておきたいのは、これらの記事はあくまで個人の意見や感想なんだということです。
確かに最初は通信制高校に対して不安を感じることもあるかもしれません。
でも、大切なのは自分自身がどう感じるか、そして将来の進路をどう考えているかです。
だからこそ、これから進路について迷っていて、
通信制高校も考えている人に、この文章を読んでいただけたら嬉しいです。
【通信制高校】未来を切り開く選択肢・7つのメリットとデメリット
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この記事を書いた人は
さて、こんにちはヒノマサヒです。
この記事を書いた人は
中学校を卒業後、クラーク記念国際高等学校の通信制コースで勉強しながら、
大工の見習いや色々なアルバイトを経験しました。
そして3年間で通信制高校を無事卒業。
のちに外語の専門学校を卒業し、大学に3年次編入をし卒業しています。
この記事を読むと、「通信制高校 やめとけ 人生終わり」と検索している人は以下のことについて理解できます:
- 通信制高校の最大のメリットは、自分のペースで学習ができること。
- 通信制高校のデメリットとして、学習の進捗管理や人間関係の希薄化が挙げられる。
- 通信制高校を選ぶ際のポイントは、学費、カリキュラム、サポート体制の比較や自分の学習スタイルの考慮。
- 通信制高校の卒業後も、大学や専門学校への進学、就職などの多様な進路が選べる。
私は通信制高校に行って人生終わりになったのか?
中学校を卒業した後、私は大工を目指して大工の見習いとして働いていました。
この仕事はとてもやりがいがあり、
建築の仕事はモノが目の前で形になっていく様子を見ることができて、楽しい経験でした。
中学時代は毎日の通学が辛くて不登校気味だったけれど、大工として働くようになってからは、
楽しさが一変しました。何かを作り上げる達成感や喜びを感じる日々でした。
そして、大工を10年続けると「親方」と呼ばれる立派な立場になれると聞き、
その未来を考えるとワクワクしました。
当時15歳の私は、「25歳になったら親方(社長)になれるんだ!」と夢を膨らませて、
大工の見習いとして働いていました。
ところが、周りからの勧めやアドバイスで、大工の道だけでなく高校も考えるようになりました。
そして、「高校くらい行った方がいいんじゃないか」と言われ、
クラーク記念国際高等学校という通信制高校に入学しました。
3年間の学習を経て、無事に卒業しました。
その後、専門学校に進学し、大学に3年次編入して卒業しました。
大学卒業時には、自分の視野が広がり、心の中で変化が生じました。
大工としての道に戻ることはありませんでしたが、
学ぶことで新しい可能性を見つけ、夢を広げることができました。
中学卒業後、すぐに仕事に就くことも一つの選択肢ですが、
学校や学業で自分自身の視野を広げるために学ぶことも大切です。
通信制高校で学びながら仕事を続けることは、大変かも知れませんが新しい知識や経験を得るチャンスです。
周りとは違った経路で成長し、未来の可能性を広げることができるのです。
だからこそ、自分の興味や視野を広げるために、通信制高校での学びをおすすめしたいです。
通信制高校「やめとけ」や「人生終わり」に騙されるな。
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通信制高校という新たなスタート
「通信制高校 人生終わり やめとけ」というキーワードは、不安や懸念を抱える多くの人々の心に響くものです。しかし、実際には通信制高校は、多様な学習ニーズに応える柔軟な教育システムを提供し、学び直しや新たな挑戦の場を提供します。
通信制高校の現実を理解する
通信制高校に対する誤解や先入観は、しばしばネガティブなイメージをもたらします。しかし、実際には、通信制高校は自己管理能力を養い、自学自習のスキルを高める絶好の機会を提供します。このシステムは、従来の学校に適応できない、あるいは特定の事情がある生徒にとって、非常に価値ある選択肢となり得ます。
通信制高校 メリット
通信制高校の最大のメリットは、その柔軟性にあります。生徒は自分のペースで学習を進めることができ、学業と仕事や趣味などの活動を両立させることが可能です。また、遠方に住んでいる生徒や健康上の理由で通学が難しい生徒にとっても、学び続ける機会を提供します。
通信制高校 デメリット
通信制高校にはデメリットも存在します。自己管理能力が求められるため、計画的に学習を進めることができない生徒にとっては、学習の遅れが生じる可能性があります。また、対面でのコミュニケーションが限られるため、友人関係の構築が難しいと感じる生徒もいます。
通信制高校 学費
通信制高校の学費は、学校によって大きく異なります。一般的には、全日制の高校に比べて低コストであることが多いですが、教材費やスクーリング時の交通費など、追加の費用が発生する場合があります。学費の詳細は、各学校の公式サイトや資料請求を通じて確認することが重要です。
通信制高校への転入を検討する
多くの生徒が通信制高校への転入を検討する際に、過去の学習経験や将来の目標を考慮する必要があります。転入を後悔しないためには、事前に学校の教育方針やサポート体制、コース内容をしっかりと調査し、自分に合った学習環境を選択することが大切です。また、転入前にカウンセリングや体験入学を利用することで、より具体的な学校生活のイメージを持つことができます。
通信制高校 親の気持ち
通信制高校への進学は、生徒だけでなく親にとっても大きな決断です。親は子供の学習環境や将来への影響を深く検討し、サポートする立場にあります。親の理解と協力があれば、生徒は学習に集中しやすくなり、学校生活をより充実させることが可能です。親としては、子供の意志を尊重しつつ、適切なアドバイスや情報提供を行うことが求められます。
通信制高校と普通の子
「通信制高校は普通の子が通う場所ではない」という誤解を持つ人もいますが、実際には様々な背景を持つ生徒が通信制高校で学んでいます。学業、スポーツ、芸術など、特定の分野で才能を伸ばしたい生徒や、健康上の理由で通学が難しい生徒など、一人ひとりのニーズに応える教育が提供されています。通信制高校は、「普通」ではない多様性を受け入れ、個々の可能性を広げる場所です。
通信制高校からの大学進学
通信制高校を卒業した後も、大学進学の道は広がっています。通信制高校の卒業資格は全日制と同等と認められており、適切な準備と努力を重ねれば、希望する大学への進学が可能です。大学進学を目指す生徒には、大学入試のための特別クラスや受験対策講座など、サポートを提供する通信制高校も多くあります。
通信制高校への進学は、人生の終わりではなく、新たな可能性への一歩です。自分のペースで学習を進め、自分だけの学びを深めることで、未来に向けた確かな一歩を踏み出すことができます。通信制高校は、個々の生徒が抱える多様なニーズに応え、それぞれの夢や目標に向かって進むためのサポートを提供しています
通信制高校に行って人生終わりではなく人生の始まり
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通信制高校に行くことで「新しい人生の始まり」が待っています。
中学卒業後に高校に進まず、または途中で高校を辞めたりした人たちは、
通信制高校で新しいスタートを切ることができます。
通信制高校は、普通の全日制の高校とは違って、時間に縛られることが少ないのが特徴です。
通常の全日制の高校では、朝から午後までずっと学校に行っている時間があります。
部活動がある場合はそれ以上になることもありますが、
通信制高校なら月に1回から2回のスクーリングや数日間の集中スクーリングの時間だけで済みます。
つまり、自分の使える時間がたくさん増えるのです。
その自由な時間をどう活用するかが大切です。
自分の好きなように使うことで、通信制高校生活や将来の人生に彩りを添えることができるのです。
通信制高校で普通の人生終わりで、普通じゃない体験ができる。
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「自由な時間」と聞いて、何をしようか考えてみましょう。
寝ること、仕事をすること、学校とは関係ない勉強をすること、旅行に出かけることなど、
やりたいことを自分で決めて行えます。
すべてがうまくいくわけではないと思いますが、
試行錯誤することで普通の高校生活ではできないような貴重な経験を積むことができるでしょう。
通信制高校で、普通ではない素晴らしい体験をするチャンスがあるのです。
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私は通信制高校に通いながら、大工の見習いをしていました。
ある時、建築現場でお世話になった大工さんから、面白い話が舞い込みました。
「10万円で箱根のとある企業の保養所の草刈りをやってきて欲しい」
という、普通ではない仕事の依頼です。
普通は時給や日給でお金をもらうことが多いですが、その時は仕事単位でお金がもらえるんです。
それまでは朝から夕方まで働いて、8000円などのお給料だったけれど、
この仕事では1つの仕事で10万円ももらえるんだと知って、びっくりしました。
お金の額だけでなく、こういった仕事の受け方があることにも驚きました。この経験は、アルバイトなどが主な普通の高校生にはなかなかできない特別な経験だと思います。
普通ではない価値
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私は珍しい経験をしてきた一人です。
大学生になって、就職活動をする際に、私が通信制高校を卒業したことについて、
どの企業もあまり深く聞いてきませんでした。(たぶん、通信制か全日制かまで見ていないと思います。)
そこで私はわざと、通信制高校での色々な経験について話すことにしました。
それが会話のポイントになったのかは分かりませんが、普通の高校生活ではできないような話題になりました。
おかげで、狙っていた企業に採用してもらえました。
もちろん、高校の話だけが全てではありません。何かと縁があったからこそ、採用されたのだと思います。
しかし、後で上司(当時の面接官)から聞いた話が嬉しかったです。
「他の応募者は普通の子たちだったけど、お前は面白かったから、上の人に紹介したんだ」と言われました。
その瞬間、普通じゃないということがどれだけ価値のあることかを感じました。
通信制高校=やめとけ や 通信制高校=人生終り では、全くありません。
話が少し逸れてしまいましたが、通信制高校は「やめとけ」とか「人生終わり」というわけではありません。
もちろん、一人で勉強したり仕事をしたりするのは大変ですが、
それも自分を管理する力の一部だと思ってください。
きっとそれが、自分で人生を切り開く力になるでしょう。
今はコロナの影響で、多くの学校がオンラインで授業を行っています。
少数派かもしれませんが、段々とリモート学習が一般的になってくるかもしれません。
通信制高校には様々な特徴を持った学校があります。
色々調べてみて貴方にあった学校を見つけてみてください。
4. 通信制高校の卒業後の進路
- 通信制高校を卒業した後も、大学や専門学校への進学、就職など多様な進路があります。通信制高校の卒業証明書は、一般の高校と同じ価値がありますので、進学や就職の際に不利になることはありません。
通信制高校 やめとけ?人生終わり?むしろ人生の始まりでしょ?のまとめ
- 通信制高校の最大のメリットは自分のペースでの学習である
- 伝統的な学校のような時間制限がない
- 通信制高校のデメリットは学習の進捗管理が必要であること
- 学校生活での人間関係が希薄になる可能性がある
- 通信制高校を選ぶ際は学費やカリキュラムを比較検討することが大切である
- サポート体制も選択のポイントとなる
- 自分の学習スタイルや目的に合った学校選びが成功の鍵である
- 通信制高校の卒業後も多様な進路が存在する
- 大学や専門学校への進学が可能である
- 通信制高校の卒業証明書は一般の高校と同じ価値を持つ
- 進学や就職の際に不利になることはない
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