■もくじ
- 1.実は結構ユルい。キツいイメージがある建築関係のお仕事。
- 2.将来につながるスキルが学べる。
- 2.【番外編】モテる。 筋肉がつく!
こんにちはヒノマサヒです。
今日は自分の体験談に基づいた[16歳中卒]でも[結構稼げて]、[モテた](?)
仕事の話をします。
私は中学ほぼ不登校で成績はオール1。
私と同じような友人たちの進学先は地元で男子90%の有名なヤンキー高校くらいでした。。
「そんなヤンキー漫画のクローズみたいな高校いきたくねぇ」(実際は知りませんが)
ちなみにその高校に行った友人の卒業率は0パーセントでした。
私はそんなとこには「いきたくねぇ」と思い、通信制高校に入学し、ほぼプー太郎生活をすることとなりました。
そんな私を見た友人の親が、自身が経営している小さな工務店にアルバイトの誘いをうけました。。
そんな16歳の自分が経験した話です。
1 実は結構ユルい。キツいイメージがある建築関係のお仕事。
結構ユルいというか、変な偏見がありますよね。
建築関係といえば、
ドラマなんかの工事現場で岩やら石やらネコグルマ(一輪のワゴンみたいな奴)で運んで
「ガッシャーン!」
「おい!何やってんだ新人!」
「すいましぇーん」
みたいな・・
上記みたいな場面は土木の現場でしょうが、多分そうゆうことはあまり無いと思います。
私が結構ユルいなと感じたことは、[休憩の多さ]です。
大工さん見習いのバイト時代のヒノマサヒ
AM9時:仕事開始
親方から指示を受けながら、作業。作業は日によって変わります。材木屋さんが来たら材木の搬入。壁のボードが来たら搬入。 大工さんが切った材木のおがくず掃除。 ほかの業者さんの手伝いなど。
そんなこんなしていると
AM10時半ごろ:休憩
「おーい!一服の時間だー!お茶にしよう」
な、なんと仕事開始1時間半でいきなり休憩!
世間話や仕事の進捗具合などを大工さんたちが話している中で、見習いは話を聞いても良くわからないので、とりあえずボケェーとしながら缶コーヒーをご馳走になります。
そんなこんなで30分くらいしてから、
「さあ、始めっか}
なんて11時くらいからまた仕事再開。
AM11時半ごろ
「おい!昼飯買ってきてくれや。ほかの業者さんにも聞いてな!」
なんて言われ御用聞きに・・
「なんかフツーのお弁当で・・あとコーヒーで」や「かつ丼か牛丼とかあれば・・」、「お弁当あるから大丈夫だよ」なんかで買い物へ
大概皆さん千円札渡してくださるので、しっかりレシートとおつりは用意するため、一品一会計みたいなことやってました。コンビニのおばさんは超迷惑そうな顔をしていました。
AM12時ごろ:昼休み
「戻りましたー!」
「おう!飯にしよう!」
業者さんに声をかけながら、頼まれたお弁当とおつりを渡します。
「ありがとうございます。レシートです。おつりは380円です。」
「ありがとう。このコーヒーどうぞ。」
な、なんと普通のお弁当にコーヒーなんて言ってた方のコーヒーは自分へのお駄賃だったとは!
他の業者さんへ
「かつ丼です。おつりは300円です。」
「おつりとっといていいよ!」
「え?いいんですか!ありがとうございます。」
また他の業者へ「〇〇弁当です。おつりは・・」
「〇〇さんがおつりとっとけなんていったら、俺だって言うしかないだろーw 兄ちゃんおつりはとっといていいよ」
そんなことを繰り返すとチップだけで3000円くらいになったこともありました。(あくまで体験談です。絶対貰えるわけではありません。)
そんなこんな現代でいうウーバーイーツみたいなことをやっていました。
そして、自分も休憩。
ふ~ 汗をかいた後の飯は旨いなぁ コーヒーも貰っちゃったし。。
PM1時:仕事再開
「さあ そろそろ始めっか」
「ウィっす!」
「このゴム、この長さで切っといてくれや」
「はーい!」
「そこゴミ溜まってきたからガラ(ガラ袋:頑丈なゴミ袋)に入れといてくれや」
「はーい!」
そんなこんなで
PM3時:休憩
「おーい!一服にしよう!」
「はーい!(待ってました!)」
午前の休憩同様、30分くらいまったりタイム
はぁ~ いい汗かいた後の(ご馳走になったポカリ)は美味しいなぁ~
PM3時半:仕事再開
「さっきのゴム、どんくらいあるか?」
「〇〇枚です。」
「よし、今度はこの断熱材をこの長さで切ってくれ!」
「はーい。」
切り切り、ザクザク、
「それを俺が脚立に乗ってるから渡してくれや!」
「はーい!」
PM5時:仕事終了
「おーい!そろそろ終わりにしよう!掃除だ」
「はーい」
掃き掃き、ポイポイ。。
・・
そんな一日です。
大工さんや建築関係の現場は結構休憩が多いです。
まあ休憩が多いといいましたが、休憩という名の会議でもあります。仕事に入ると皆黙々と自分の担当エリアで仕事をするのでこの休憩で意思疎通を行うことが重要なのでしょう。
ひとまず下っ端はいらんこと考えないで、休憩ととらえていいでしょう。
一間半くらい仕事して休憩、一間半くらい仕事して休憩。
な感じです。
なんてユルい結構時ですよね。
たしかに人の集中力は1時間半が限界なんていう説もあります。
実はこの10時15時の休憩は建築現場では時間の差こそあれ、常識的なものです。
私はこの大工見習いを辞めて、日雇い派遣などの現場でもそうでした。
なんか他のスゲー才能がある奴がなんか急遽お金が必要になって、夢を諦めて、ぶっ通しで材木運んだり、延々とネコグルマ押したりとか、なんてのは
漫画やドラマの世界の話です。
ハァハァ・・ ゼイゼイ・・ (*´Д`)ハァハァ
「君さ!もう今日は帰っていいよ。明日からも来なくていいよ」
みたいなことはないと思いますので、安心してください。
ってかこの文章書いてるうちに逆にテレビとかドラマとかで建築の現場仕事をなんか卑下しているようにも思えてきました。
- 土木はランニングなんかでやんねーわ!
- すぐ怒鳴る奴いたらフツーに人辞めるわ!
- ってかガシャーン!みたいになるほどモノ積ませねーわ!
まぁ、上記みたいなことはほぼほぼないと思います。実は結構ユルかったりしますよ。
2 将来につながるスキルが学べる。
もちろん最初は見習いです。大工さんっぽいお仕事はさせてもらえません。
大工は親方になるには10年かかるといわれています。
鉋(かんな)墨みうち、釘打ちなどなど。高等技術が必要なんですね。
大工の仕事を続け、少しづつ認められるウチに少しづつ大工さんっぽいお仕事をさせて貰えるようになりました。
最初はベランダの材木を釘打ちすることです。結局は外壁に隠れる部分だったのですが、しっかりと釘打ちを学ばせてもらいました。 そうして仕事の幅を拡げていくんだなと感じました。 その日から地味な修正のきく部分の釘打ちはやらせてもらったりと、以前の物の搬入と箒とチリトリだけの仕事から脱却していくのでありました。
だんだんと仕事を任されるようになると、
見習い→一人前→親方
建築関係は横のつながりも多いので、ある程度できるようになったら雇われで日給1~2万円より独立して一案件で数百万円なんて話も入ってくるようです。
実際、自分の少ない知り合いではトビ職で独立した人は4名、電気工事士で独立した人2名、いたりします。
あとは自分のやりよう次第なのかなと思います。
社員を雇う
営業をする
会社の規模を大きくする
などなど。
私は結局は大工さんの仕事は辞めたのですが、今色々な専門工具を使って材木をある程度の長さに切ったり、簡単なものであればホームセンターなどで作れるようになりDIYの知識として役立っています。
3 【番外編】モテる! 筋肉がつく!
やはり建築関係、俗に言うガテン系です。 普通に暮らしているよりは筋肉は使います。
最初はもちろんヒョロくてもやせっぽちでも,真面目に仕事をした後にしっかりとごはんを食べましょう。 筋肉をつけたいならプロテインなんて飲んでもいいと思います。私はご飯を満腹に食べてからプロテインを飲んでました。
私はボディメイクのトレーナーでもなんでもないのですが、10代に身体をいっぱい動かしてごはん食べてプロテインを飲んでまた身体を動かしていった結果、結構な筋肉質な身体ができあがりましたよ。(今は当時の面影はありませんが・・
やはり筋肉がついたり、10代でお金を稼いでいたりすると、同年代女子からはウケがいいと思います。
最後に中卒の時点ではまだ貴方の可能性は無限大です。
可能性を広くするためにも、上記のように通信制高校に通っていると良いと思います。 月1~2日の土日や夏の数日のスクーリングなどで卒業できたりします。
學校に行くのもいろんなの出に仕事をしながらでもできる、通信制高校に素敵な出会いがあるかもしれませんよ。
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